右クリックメニューからファイルパスをコピー
Windowsでファイルやフォルダのパスを記述したい時、結構面倒。
例えば、
- 対象のファイルのあるフォルダを開く
- 「アドレス」をコピー
- パスを記述したいテキストエリアに貼り付ける
- 対象のファイル/フォルダのファイル名をコピー
- パスを記述したいテキストエリアに貼り付ける
なんという手間。。。
もっと単純な手があるのかもしれないけど、結局ある程度の手間を追わなければならない。
コンテキストメニュー(右クリックメニュー)を強化するアプリを入れるという手もあるけど、不用意にファイルを追加して、環境が壊れるのは困る、レジストリが汚れる等、少々不安要素がある。
これらを(あまり気にせず)改善する単純な方法が下記の通り。
キーワードは「コンテキストメニューの送る」「バッチ」「clipコマンド」。
コンテキストメニューに「送る」というのがあるが、実はこの送り先リストは、所定のフォルダにファイルを入れることで、自由に追加することができる。
いろいろなBlogや解説サイトがあるが、簡単に言ってしまうと、「SendTo」フォルダにファイルを入れておくと、「送る」リストに表示されるようになる。
SendToのパスは↓
win 2000,XPであれば、 <%HOMEPATH%\SendTo>
win Vis・・・7, Server2008であれば、 <%AppData%\Microsoft\Windows\SendTo> (あるいは、「ファイル名を指定して実行」で「shell:sendto」でOK。)
以下の記事が詳しい。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/085sendto/085sendto.html
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1391sendto7/sendto7.html
今回追加するのは下記のバッチファイル。
filepathSendToClip.bat
:ファイルパスをクリップボードにコピーする
@echo off echo %1|clip exit
fileSendToClip.bat
:ファイルの中身をクリップボードにコピーする
@echo off clip<%1 exit
「%1」はバッチファイルに渡された引数の値を表す。
「echo %1」ならば、引数として渡された値をコマンドライン上に表示する。「|clip」することで、それをクリップボードに送る、という動作になる。
「clip<%1」とすると、「%1」の中身をクリップボードに送る、という動作になる。ただし、cp932(Shift-JIS)-CRLFなファイルじゃないと文字化けするので注意。
僕はDropboxにバッチファイルを保存しておき、使用しているPCで共有しているので、先ほどのファイルを
以上。